続伸、OPEC総会に向けた期待感が高まる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=49.66(+0.25 +0.51%)
ブレント先物7月限(ICE) 52.51(+0.30 +0.57%)

 ニューヨーク原油は続伸。来週行われる石油輸出国機構(OPEC)総会で、減産期間の9ヶ月間延長が合意に到るとの期待感が相場を押し上げた。アルジェリアのブテルファ・エネルギー相は「大半のOPEC加盟国は来年3月までの減産延長を支持する」と述べた。サウジアラビアとロシアが表明した9ヶ月間の減産期間延長案に対してクウェート、イラクに続き、アルジェリアが支持した格好。

 時間外取引で7月限は48.38ドルまで下落。トランプ米大統領に対する政治スキャンダルが金融市場で悪材料視され、リスク回避の動きに連動して原油にも売りが入った。ただ、通常取引開始を控えて下げ幅を縮め、通常取引開始後には49.93ドルまで上げに転じた。 

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