NY株式18日(NY時間12:17) ダウ平均 20614.68(+7.75 +0.04%) ナスダック 6030.68(+19.44 +0.32%) CME日経平均先物 19490(大証終比:-80 -0.41%) 前半のNY株式市場でダウ平均は横ばい。市場がトランプ大統領へのリスクを強める中、前日の株式市場は利益確定売りが強まり急落していた。その流れを受けてきょうも寄り付きは売り先行して始まったものの、この日発表になった米経済指標が強い内容だったこともあり、値ごろ感からの買いも出て直ぐにプラスに転じている。しかし、前日のショックで上値は重く次第に伸び悩む展開も見られている。 銀行株が下落しているほか、産業株や医薬品も軟調に推移している。一方、原油の買い戻しは続いており、エネルギー関連はしっかりとした動きとなっている。 ダウ採用銘柄では決算を発表したウォルマートが上昇しているほか、ユナイテッド・ヘルス、アップルが買われている。反面、決算を受けてシスコが下落しているほか、JPモルガン、キャタピラー、ボーイングも軟調。 ウォルマートは第1四半期の決算を発表しており、既存店売上高が予想を若干上回ったほか、1株利益も予想を上回った。会員制スーパーマーケットであるサムズクラブも予想を上回っている。特に市場はオンラインでの販売がこの5年間で最も急速に伸びたことを好感している。 シスコは前日引け後に第3四半期の決算を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。米政府からの売上高が弱かったほか、メキシコの経済鈍化が影響した。 ナスダックは反発。アップルが上昇しているほか、アマゾン、フェイスブック、エヌビディアも反発している。 インターネットラジオのパンドラメディアが大幅高。NYポスト紙が衛星放送のシリウスXMが買収提案について協議していると伝えたことが思惑を呼んでいる。シリウスXM側はパンドラの幹事銀行と買収規模や提案の可能性について協議を再開したと伝えている。 パンドラ・メディア 9.19(+0.26 +2.91%) アルファベット(C) 924.55(+4.93 +0.54%) フェイスブック 146.59(+1.74 +1.20%) ツイッター 18.30(+0.02 +0.11%) テスラ 309.82(+3.71 +1.21%) アマゾン 952.27(+7.51 +0.79%) エヌビディア 129.23(+1.51 +1.18%) ダウ採用銘柄 J&J 126.11(-0.56 -0.44%) P&G 85.89(-0.37 -0.43%) デュポン 76.91(+0.35 +0.46%) ボーイング 177.27(-1.51 -0.84%) キャタピラー 99.42(-0.72 -0.72%) ユナイテッド 119.44(-0.14 -0.12%) ビザ 91.75(-0.01 -0.01%) ナイキ 51.60(-0.20 -0.39%) GE 27.28(-0.14 -0.49%) 3M 194.69(-0.15 -0.08%) エクソンモビル 81.68(-0.31 -0.38%) シェブロン 105.04(+0.34 +0.32%) コカコーラ 43.77(-0.16 -0.36%) ディズニー 106.53(+0.22 +0.21%) マクドナルド 146.47(+0.06 +0.04%) ウォルマート 76.76(+1.64 +2.18%) ホームデポ 155.81(-0.28 -0.18%) JPモルガン 83.53(-0.74 -0.88%) トラベラーズ 121.12(+0.87 +0.72%) ゴールドマン 214.39(+0.67 +0.31%) アメックス 76.27(-0.10 -0.13%) Uヘルス 171.20(+2.34 +1.39%) IBM 150.45(-0.48 -0.32%) アップル 152.03(+1.78 +1.18%) ベライゾン 44.86(+0.38 +0.85%) マイクロソフト 67.70(+0.22 +0.32%) インテル 35.16(+0.12 +0.34%) ファイザー 32.23(-0.01 -0.02%) メルク 63.52(+0.52 +0.83%) シスコ 31.20(-2.63 -7.76%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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