NY株式16日(NY時間14:48) ダウ平均 20973.35(-8.59 -0.04%) ナスダック 6161.02(+11.34 +0.18%) CME日経平均先物 19830(大証終比:-50 -0.25%) NY時間の後半に入ってダウ平均は前日付近での推移が続いている。この日発表になった決算が好調だったこともあり、寄り付きは買いが先行した。ダウ平均も2万1千ドル台を回復したが、最高値圏にあることもあり、また、トランプ大統領がロシアのラブロフ外相との会談でイスラム国に関して米国の機密情報を漏洩していたのではとの疑惑も高まっており、上値は重くなっているようだ。市場ではこのところのトランプ大統領の動きが、減税や規制緩和などの経済政策に支障が出ないか警戒感も出ている。 ダウ平均は一時49ドル安まで下落する場面が見られたものの、直ぐに戻している。先行きへの期待は根強く、下値での押し目買い意欲も根強い。 ダウ採用銘柄ではホームデポが上昇しているほか、IBM、マイクロソフトが上昇。一方、ナイキやファイザー、ユナイテッド・ヘルスが軟調に推移している。 ホームデポは取引開始前に決算を発表しており、既存店売上高が予想を上回った。第1四半期の来客数が予想を上回り、住宅市場は依然として成長の余地があることが示された決算となった。 ファイザーはアナリストが投資判断を引き下げ、売り推奨としたことが嫌気されている。高価な抗がん剤に対する圧力が高まる危険性を指摘。 ナイキはスポーツ用品販売店の決算が冴えなかったことで連れ安している。 ナスダックは最高値更新が続いている。アマゾンやマイクロソフト、テスラが上昇。エヌビディアはきょうも最高値更新。AMDはインテルとライセンス契約を結んだとの報道が伝わっており大幅高。 3Dプリンターの3Dシステムズが8日続伸。序盤はさすがに上げが一服し売りが先行したものの、直ぐに買戻しが入っている。新型3Dプリンター「プロジェットMJP5600」などの新製品を発表後に動意付き、それ以降株価は急伸していた。新型3Dプリンターは競合する製品と比べ、造形スピードが最大2倍アップし、部品コストも最大40%低下するという。 3Dシステムズ 23.31(+0.55 +2.42%) AMD 12.66(+1.24 +10.86%) アルファベット(C) 941.76(+4.68 +0.50%) フェイスブック 149.75(-0.45 -0.30%) ツイッター 19.54(+0.31 +1.61%) テスラ 316.00(+0.12 +0.04%) アマゾン 966.92(+8.95 +0.93%) エヌビディア 136.81(+2.50 +1.86%) ダウ採用銘柄 J&J 127.51(+0.52 +0.41%) P&G 86.31(-0.02 -0.02%) デュポン 79.23(-0.23 -0.29%) ボーイング 182.77(+0.38 +0.21%) キャタピラー 102.32(-0.10 -0.10%) ユナイテッド 121.27(+0.35 +0.29%) ビザ 93.03(-0.20 -0.21%) ナイキ 52.80(-0.97 -1.80%) GE 28.01(-0.18 -0.62%) 3M 197.68(+0.05 +0.03%) エクソンモビル 82.51(-0.29 -0.35%) シェブロン 107.16(+0.31 +0.29%) コカコーラ 43.83(+0.10 +0.23%) ディズニー 107.93(-1.20 -1.10%) マクドナルド 147.21(+0.93 +0.64%) ウォルマート 75.28(-1.02 -1.33%) ホームデポ 158.86(+1.53 +0.97%) JPモルガン 87.67(+0.33 +0.38%) トラベラーズ 120.02(-0.23 -0.19%) ゴールドマン 225.69(+0.57 +0.25%) アメックス 77.96(-0.38 -0.48%) Uヘルス 168.22(-3.31 -1.93%) IBM 153.20(+1.69 +1.12%) アップル 155.34(-0.36 -0.23%) ベライゾン 45.28(-0.10 -0.22%) マイクロソフト 69.08(+1.04 +1.52%) インテル 35.80(+0.17 +0.46%) ファイザー 32.45(-0.68 -2.04%) メルク 63.63(+0.12 +0.19%) シスコ 34.21(-0.02 -0.06%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。