アジア株 総じて上昇、上海株はプラス転換

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:30現在
香港ハンセン指数   25125.55(+110.13 +0.44%)
中国上海総合指数  3061.50(+8.72 +0.29%)
台湾加権指数     10001.48(+33.16 +0.33%)
韓国総合株価指数  2296.37(+26.25 +1.16%)
豪ASX200指数    5878.34(+2.90 +0.05%)
インドSENSEX30種  30314.89(+66.72 +0.22%)

 11日のアジア株は、総じて上昇。原油高などが好感されて、買い優勢で推移する市場が多かった。上海株は午前中は軟調な動きとなったが、終盤に下げ渋り、プラス転換して引けた。

 上海総合指数は小反発。終盤にプラス圏に転じた。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、自動車メーカーの上海汽車集団、輸送インフラ建設会社の中国中鉄(チャイナ・レールウェイ・グループ)、電力会社のダータン・パワーが買われた。
     
 香港ハンセン指数は続伸。2015年7月以来、1年10か月ぶりの高値圏に上昇した。通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、銀行大手の中国建設銀行、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小高い。高値から上げ幅を削り、終盤に下げに転じたが、プラス圏に浮上して引けた。ヘルスケア、生活必需品が上昇、電気通信サービス、公益事業が下落した。病院経営のラムゼー・ヘルスケア、小売大手のウールワースが買われる一方で、通信会社のテルストラ・コーポレーション、エネルギー会社のAGLエナジーが売られた。
 

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