ETF売買動向=8日前引け、日興Aリート、iSTPXが新高値

配信元:株探
著者:Kabutan
 8日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比77.7%増の1869億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同73.6%増の1672億円だった。

 個別ではダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 <1479> 、One ETFJPX日経400 <1474> 、上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI) <1554> 、ダイワTPXレバレッジ(2倍)指数 <1367> 、JPX日経400ブル2倍上場投信(レバレッジ) <1467> など63銘柄が新高値。日経400インバース <1471> 、NEXT 日経平均インバース <1571> 、ETFS WTI原油上場投資信託 <1690> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックス <1456> など23銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではサムスンKODEXサムスングループ株証券 <1584> が11.32%高、iシェアーズ JPX/S&P 設備・人材投資 ETF <1483> が4.23%高、NEXT エネルギー資源 <1618> が3.34%高、中国H株ベア上場投信 <1573> が3.20%高と大幅な上昇。

 一方、ETFS 銅上場投資信託 <1693> は9.00%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は3.72%安、NEXT 原油ブル <2038> は3.63%安、NEXT NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.02%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が349円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1141億8200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金511億4500万円を大きく上回る活況となった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が150億8100万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が140億8800万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が58億4400万円、上場インデックスファンド225 <1330> が45億100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が29億6100万円の売買代金となった。

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