続伸、2週連続で原油在庫は減少=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=33.49(+1.53 +4.79%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.47~1.53ドル高。その他の限月は0.60~1.37ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が2週連続で減少し、需給が改善する兆候があることが相場を一段と押し上げた。米原油生産量は日量1150万バレルまで一段と減少したほか、製油所稼働率は69.4%まで上昇した。ただ、石油製品需要は前週比22万8000バレル減の日量1658万6000バレルと回復が一巡。ガソリン在庫は前週比で増加しており、製油所稼働率がはっきりと上向くほど石油製品の在庫取り崩しは進展していない。

 時間外取引で7月限は売り買いが交錯したが、通常取引開始が近づくと強含んだ。通常取引序盤には33.74ドルまで上昇。その後は一旦伸び悩んだが、引けにかけては再び買いが強まり、33.78ドルまで高値を更新した。

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