NY原油 時間外取引 OPECプラスの減産延長合意でNY原油高

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油 時間外取引
東京時間07:06現在
NY原油先物JUL 20月限(WTI)(時間外取引)
1バレル=39.81(+0.26 +0.66%)

OPECとロシアなど非OPEC主要産油国からなるOPECプラス6日にビデオ会議を行い、6月末までとなっている協調減産を7月末まで延長し、かつ減産割り当ての履行でより厳しいアプローチをとることで合意。
7月の減産量は日量960万バレル規模。減産量は6月の970万バレルを下回るが、当初計画の770万バレルを超える水準。5月と6月に減産割り当ての履行が100%でなかった参加国に関しては、7月から9月にかけて、その分の一段の減産を実施する。


サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は「われわれ全体の取り組みが実を結んだ。多くの不確実性にもかかわらず、最悪期を脱した勇気付けられる多くの兆候がある」と指摘。「石油の主要消費国が新型コロナウイルスに伴うロックダウン(都市封鎖)を切り抜け、需要が回復しつつある」と語った。
参加国代表はOPECプラスが今月18日に共同閣僚監視委員会(JMMC)を開く予定で、必要なら減産の一段の延長を勧告する可能性があると述べた。コミュニケによれば、同委は12月まで毎月開催される。
参加国代表によると、OPECプラスの次回閣僚会合は11月30日-12月1日の予定。コミュニケは会合が必要となればいつでも開かれる公算があるとしている。


Production at key Libyan oilfield El-Feel restarted on Sunday after a five-month closure, according to a person with direct knowledge of the situation who asked not to be identified.
The reopening of the field in southwest Libya comes a day after the country’s biggest oilfield, Sharara, resumed production. State oil firm National Oil Corp. was not immediately available for comment. El-Feel is operated by Mellitah Oil & Gas, a joint venture between the NOC and Italy’s Eni.

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