ダウ平均は横ばい 期待感と感染第2波で売買交錯=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式17日(NY時間09:41)
ダウ平均   26286.45(-3.53 -0.01%)
ナスダック   9939.78(+43.91 +0.45%)
CME日経平均先物 22645(大証終比:+285 +1.26%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。寄り付きは続伸して始まったものの直ぐに伸び悩んでいる。きょうは回復への期待感と感染第2波で売買交錯となっているようだ。

 前日はトランプ政権が、景気対策として1兆ドル規模のインフラ投資を計画していることや、米経済指標が回復期待を高める内容だったことを材料に買い戻しが優勢となった。一方、感染第2波への警戒感は強まっており、米州の一部で再び感染拡大の兆候が見られていることや、中国の北京市で警戒レベルが引き上げられている。

 ただ、トランプ政権は感染第2波が広がったとしても経済封鎖を再度実施する意向はないと表明していることもあり、市場はまだ危機感を高めてはいないようだ。

 ダウ平均は先週の急落から200日線付近まで戻している。現在の状況下で期待感だけで更なる上値を追って行けるのか懐疑的な声も少なくない。

 前日に引き続ききょうも、日本時間18日1時にパウエルFRB議長の上院での議会証言が予定されている。議長は先行きは依然不透明と述べ、慎重姿勢を堅持し、イールドカーブコントロール(YCC)については議論の初期段階と述べている。きょうの証言も恐らく同様の内容になるものと思われる。

 エネルギーや産業、銀行株が下落。一方、IT・ハイテク株は堅調な動きでナスダックは

アルファベット(C) 1443.42(+0.70 +0.05%)
フェイスブック 234.08(-1.57 -0.67%)
ネットフリックス 442.42(+6.29 +1.44%)
テスラ 985.53(+3.40 +0.35%)
アマゾン 2644.90(+29.63 +1.13%)
エヌビディア 367.21(+4.47 +1.23%)
ツイッター 34.22(-0.41 -1.18%)

ダウ採用銘柄
J&J 144.38(-0.08 -0.06%)
P&G 118.29(+0.16 +0.14%)
ダウ・インク 41.92(-0.33 -0.79%)
ボーイング 193.39(-4.38 -2.29%) 
キャタピラー  129.22(-0.89 -0.72%) 
レイセオン  67.69(-0.13 -0.19%) 
ビザ 193.80(+0.92 +0.48%) 
ナイキ 99.32(+0.28 +0.29%)
ウォルグリーン 42.50(+0.36 +0.87%) 
3M 159.11(-0.56 -0.36%) 
エクソンモビル  47.57(-0.63 -1.34%) 
シェブロン 93.19(-0.84 -0.92%) 
コカコーラ 46.78(+0.01 +0.02%) 
ディズニー 118.07(-0.37 -0.32%) 
マクドナルド 191.72(+1.40 +0.74%) 
ウォルマート 118.87(-0.78 -0.66%)
ホームデポ 253.62(+3.67 +1.52%)
JPモルガン 101.86(-0.20 -0.20%)
トラベラーズ  115.56(-0.59 -0.51%)
ゴールドマン  209.13(-0.46 -0.22%)
アメックス 104.87(-0.75 -0.72%) 
ユナイテッドヘルス 293.64(+0.64 +0.22%)
IBM 125.27(+0.12 +0.10%)
アップル  353.85(+1.77 +0.52%)
ベライゾン 56.81(-0.11 -0.20%)
マイクロソフト  195.05(+1.48 +0.78%)
インテル 60.74(+0.34 +0.57%)
ファイザー 33.37(-0.03 -0.09%)
メルク 76.16(-0.81 -1.09%)
シスコシステムズ 46.27(-0.21 -0.46%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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