NY株式29日(NY時間15:28) ダウ平均 25465.36(+449.81 +1.80%) ナスダック 9823.20(+65.98 +0.68%) CME日経平均先物 22350(大証終比:+300 +1.35%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は上げが一服しているものの、400ドル超の上げ幅を維持している。きょうは先週末の急落で値ごろ感からの押し目買いが入っている。ボーイングが2桁の上昇となっていることがダウ平均をサポート。737MAXについて米連邦航空局(FAA)が、飛行試験を承認したことが材料視されている。 感染第2波への警戒感が強まっており、世界で感染者数が1000万人を超え、死者も50万人を超えている。WHOは米大陸での感染拡大がピークに達していないとして、危機感を示していた。ただ、この日発表のフロリダやカリフォルニアの新規感染が過去7日平均よりも伸びが緩んでいたこともあり懸念も一服しているようだ。 しかし、景気の先行きに楽観的だった市場も、さすがに不安が強まり出している模様。米政府を始め各国政府は経済の再封鎖は実施しない方針を示しているものの、市場の一部では再封鎖を実施せざるを得なくなるのではとの懸念が台頭し始めている。 エネルギーや銀行株に買い戻しが入っているほか、産業株も上昇。IT・ハイテク株も序盤は売りに押されていたが、買い戻されている。 ダウ採用銘柄はシスコシステムズが反落しているほかは29銘柄が上昇。ボーイングのほか、レイセオン、ダウ・インクが上昇。ウォルグリーン、ベライゾン、ナイキ、アップルも買われている。 ボーイングは737MAXについて米連邦航空局(FAA)が議会スタッフに宛てたメールで、過去数週間にわたるボーイングが提出したシステム安全性評価の審査が完了し、飛行試験を承認し、きょう開始の可能性があると伝わった。 ナスダックも序盤は売りに押されたもののプラス圏に浮上。フェイスブックに買い戻しが入っているほか、アップル、テスラ、アルファベットが上昇。一方、ズームビデオ、AMD、エヌビディアが下落。 コスメのコティが大幅高。セレブで人気リアリティ番組のパーソナリティなどを務めるキム・カーダシアン氏の美容事業に20%出資することで合意したと発表した。 コティ 4.71(+0.53 +12.56%) アルファベット(C) 1386.94(+27.04 +1.99%) フェイスブック 218.96(+2.88 +1.33%) ネットフリックス 444.04(+0.64 +0.14%) テスラ 994.39(+34.65 +3.61%) アマゾン 2670.49(-22.38 -0.83%) エヌビディア 365.07(-1.13 -0.31%) ツイッター 29.50(+0.45 +1.55%) ダウ採用銘柄 J&J 138.36(+0.55 +0.40%) P&G 117.45(+2.22 +1.93%) ダウ・インク 40.66(+0.86 +2.16%) ボーイング 191.67(+21.66 +12.74%) キャタピラー 124.33(+1.94 +1.59%) レイセオン 61.56(+2.46 +4.16%) ビザ 190.26(+0.99 +0.52%) ナイキ 95.62(+1.95 +2.08%) ウォルグリーン 42.05(+0.90 +2.17%) 3M 155.22(+2.70 +1.77%) エクソンモビル 44.24(+0.62 +1.42%) シェブロン 87.68(+1.22 +1.41%) コカコーラ 44.17(+0.60 +1.38%) ディズニー 110.93(+1.83 +1.68%) マクドナルド 182.06(+2.32 +1.29%) ウォルマート 118.83(+0.51 +0.43%) ホームデポ 245.35(+4.34 +1.80%) JPモルガン 92.47(-0.12 -0.13%) トラベラーズ 112.40(+1.40 +1.26%) ゴールドマン 192.22(+3.03 +1.60%) アメックス 94.01(+0.59 +0.63%) ユナイテッドヘルス 288.45(+1.57 +0.55%) IBM 119.31(+2.12 +1.81%) アップル 359.79(+6.16 +1.74%) ベライゾン 54.39(+1.23 +2.31%) マイクロソフト 197.24(+0.91 +0.46%) インテル 57.75(+0.25 +0.43%) ファイザー 32.48(+0.44 +1.36%) メルク 75.84(+0.65 +0.86%) シスコシステムズ 46.04(-0.28 -0.59%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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