アジア株 総じて上昇、豪州株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:07現在	
香港ハンセン指数   25184.85(+7.80 +0.03%)	
中国上海総合指数  3410.61(+14.93 +0.44%)	
台湾加権指数     12703.28(+111.83 +0.89%)	
韓国総合株価指数  2349.55(+23.38 +1.01%)	
豪ASX200指数    5953.41(-107.06 -1.77%)	
インドSENSEX30種  38965.90(+337.61 +0.87%)	

 1日のアジア株は、総じて上昇。上海株は反発。8月の中国財新製造業PMIは53.1となり、事前予想の52.5や前回の52.8を上回ったことなどから、中国の景気回復への期待感が広がった。米国株価指数先物での上昇などもあり、他市場もおおむね堅調に推移した。豪州株は大幅続落。中国商務省が豪州産ワインで新たに反ダンピング(不当廉売)の調査を開始したことに加え、中国当局が豪州国籍のニュースキャスターを拘束したとの報道から豪中関係悪化への警戒感が広がった。

 上海総合指数は反発。酒造会社の貴州茅臺酒、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、電力会社の中国長江電力が買われた。
   
 香港ハンセン指数は小幅高。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)が買われる一方で、世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は大幅続落。決済サービス会社のアフターペイ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェア、小売会社のウールワース・グループ、乳業メーカーのa2ミルク、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムが売られた。

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