オンライン会議アプリ「Zoom」を手掛けるズーム・ビデオ・コミュニケーションズが急伸。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益が予想の2倍以上となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも大幅に上方修正しており、通期の利益見通しは従来の約2倍に上方修正した。パンデミックをきっかけにテレワークも増える中で、企業や個人のビデオ会議需要が今後も拡大すると見込んでいることが示されている。 ズームを利用する従業員11人以上の法人数は37万200件と前年比5倍以上増加し、同社のサービスに10万ドル超を支払う顧客数は988件と2倍超増えた。 同社のユアンCEOは、各組織や企業が将来的なテレワークやリモート学習のサポートに移行しているとの見方を示している。 アナリストからも高評価が出ており、「今回の最大のポジティブ・サプライズは収益性がいかに改善しているかだ」と述べた。 (5-7月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.92ドル(予想:0.45ドル) ・売上高:6.63億ドル(予想:5.00億ドル) ・FCF:3.73億ドル(予想:1.05億ドル) ・当座資産:7.49億ドル(予想:7.32億ドル) (8-10月・第3四半期見通し) ・1株利益(調整後):0.73~0.74ドル(予想:0.35ドル) ・売上高:6.85~6.90億ドル(予想:4.93億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):2.40~2.47ドル(従来:1.21~1.29ドル)(予想:1.25ドル) ・売上高:23.7~23.9億ドル(従来:17.8~18億ドル)(予想:18.1億ドル) (NY時間09:52) ズームビデオ 442.74(+117.64 +36.19%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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