アジア株 上海株は軟調、米中対立激化を警戒 台湾株は1カ月半ぶり高値、アップルのサプライヤー関連に買い 東京時間11:06現在 香港ハンセン指数 24731.38(-1.38 -0.01%) 中国上海総合指数 3285.57(-10.11 -0.31%) 台湾加権指数 12975.32(+129.67 +1.01%) 韓国総合株価指数 2449.25(+5.67 +0.23%) 豪ASX200指数 5940.10(+45.27 +0.77%) アジア株はまちまち。 上海株・香港株は軟調、米中対立激化を警戒しているもよう。米司法省が日本時間17日午前0時に、中国政府と関係があるコンピューター不正侵入に関連した訴追および逮捕について発表するとロイターが報じている。米政府は中国政府関連のハッカーが米選挙関連のサイトを標的にサイバー攻撃を行っていると指摘。一方、中国側はこれを否定し、米国こそがハッカー帝国だと主張している。14日には米税関国境警備局が中国のアパレルやコンピューター製品の一部輸入を禁止すると発表。15日には、トランプ米政権により中国HUAWEIに対する半導体輸出規制が発効された。 台湾株は1.01%高、約1カ月半ぶり高値をつけている。ハイテク関連が総じて上昇。アップルのサプライヤーである半導体メーカーのTSMCが2.6%高。米アップルは15日、タブレット端末「iPadAir」の新モデルを発表した。ホームボタンをなくし全画面表示できる仕様に。 豪州株は0.77%高。原油高を好感してウォーリーやサントスなどエネルギー関連が上昇している。大型ハリケーン「サリー」の接近でメキシコ湾で原油生産の停止が広がっており、前日のNY原油価格は2.7%上昇し、8日以来の高値を更新した。
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