東京株式(大引け)=40円高と小反発、4連休控え様子見姿勢強まる

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅反発。明日からの4連休を控え様子見ムードが強く、狭いレンジでの取引が続いた。

 大引けの日経平均株価は前日比40円93銭高の2万3360円30銭。東証1部の売買高概算は14億9974万株。売買代金概算は2兆7151億5000万円となった。引けにかけFTSEのリバランス売買が入った。値上がり銘柄数は1600と全体の約74%、値下がり銘柄数は488、変わらずは88銘柄だった。

 7日の米株式市場では、NYダウが前日比130ドル安と5日ぶりに反落。ハイテク株などに売りが流入した。東京市場はこの流れを受けたものの、下値には買いが流入し底堅く推移。一時前日比80円近く上昇する場面があった。ただ、4連休を控えた週末ということもあり積極的な売買は見送られ、1日を通じた日経平均株価の値幅は100円前後だった。東証マザーズ指数は上昇と中小型株はしっかり。

 個別銘柄では任天堂<7974>やソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>が高く、キーエンス<6861>や東京エレクトロン<8035>が値を上げた。JR東海<9022>や三菱商事<8058>、JAL<9201>といったバリュー系の銘柄もしっかり。NTTデータ<9613>や富士通<6702>、チェンジ<3962>といったデジタルトランスフォーメーション(DX)絡みのIT関連銘柄も買われた。ウインテスト<6721>やマクアケ<4479>、サンバイオ<4592>といった中小型株も買い物を集めた 

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>といった通信株が売られた。楽天<4755>やダイキン工業<6367>も軟調。アドバンテスト<6857>やキヤノン<7751>、メルカリ<4385>が下落した。

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