アジア株 上海香港は冴えない、材料難で週末を前に手仕舞い売りに押される 東京時間14:07現在 香港ハンセン指数 23330.24(+19.17 +0.08%) 中国上海総合指数 3215.42(-7.76 -0.24%) 台湾加権指数 12169.59(-94.79 -0.77%) 韓国総合株価指数 2285.02(+12.32 +0.54%) 豪ASX200指数 5948.50(+72.56 +1.23%) インドSENSEX30種 36792.47(+238.87 +0.65%) アジア株は高安まちまち。 米株上昇を好感し買い優勢で始まるも、特に目立った新規材料がなく週末を前に手仕舞い売りに押されており、上海株はマイナスに転じている。香港株も前営業日終値を挟んで推移。台湾株は1カ月ぶり安値、医療品や資本財関連が下落している。 韓国株やインド株は反発、米株先の上げを好感している。 米下院民主党が2.4兆ドル規模の新たな経済対策案の策定を開始したとの報道が伝っている。前日にはムニューシン財務長官がペロシ下院議長との協議を再開する意向を示しているとも報じられており、トランプ政権と下院議長が互いに歩み寄り姿勢を示している。米追加経済対策の進展期待から米株価指数は時間外で上昇、14時時点のダウ先物は155ドル高。 豪州市場では銀行株が大幅高。ウエストパック銀行は6.6%高。ゴールドマンサックスが目標株価を19.80豪ドルに引き下げたが、目標株価を引き下げてもまだ上値余地はあると市場ではむしろポジティブな見方が広がっている。また、先日マネーロンダリング防止法違反で13億豪ドルの制裁金を支払うことで、オーストラリア金融取引情報センター(AUSTRAC)と和解したことで悪材料出尽くしによる買いも見られる。NAB銀行やANZ銀行、コモンウェルス銀行も大幅高に。
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