NY株式9日(NY時間10:46) ダウ平均 28500.25(+74.74 +0.26%) ナスダック 11522.72(+101.74 +0.90%) CME日経平均先物 23595(大証終比:+25 +0.11%) きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。間近に迫った米大統領選への不透明感は根強いものの、市場には楽観的なムードが続いている。トランプ大統領は追加経済対策の協議を大統領選挙後まで一時停止すると発表したものの、大統領は議会に対して、1200ドルの特別給付金や、航空業界、小規模企業への的を絞った支援策は協議するよう要請しており、ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長は協議は継続している。 ペロシ米下院議長は「包括的支援策なしに航空支援法案のみの通過はない」との発言も出てたものの、市場の期待は温存されている。市場の一部からは、大統領選でどちらが勝利したとしても、追加経済対策は大規模なものになるとの安心感も持っているようだ。11月3日の投票日を経てもまだ次期大統領が決まらないリスクも指摘されてはいるのの、まだ、警戒感を強めている気配はない。 市場の一部からは、世論調査でリードしているバイデン候補の勝利を市場は織り込み始めているとの声も聞かれる。ただ、市場からは両候補の支持は拮抗しているとの声もあり、依然として情勢は不透明。 ダウ平均は取引開始から上昇して始まったものの、買いが一巡すると戻り売りも見られ、伸び悩む動きがみられている。このままで行けば、2週連続で週足陽線となる。来週から米企業決算の発表が開始され、それを経て再び最高値を目指すか注目される。なお、来週の大手銀を皮切りに7-9月期の決算発表が始まるが、S&P500企業の利益は前年比で21%の減益が見込まれている。 アルファベット(C) 1505.08(+19.15 +1.29%) フェイスブック 264.17(+0.41 +0.16%) ネットフリックス 542.33(+10.54 +1.98%) テスラ 430.95(+5.03 +1.18%) アマゾン 3245.49(+54.94 +1.72%) エヌビディア 549.57(-3.99 -0.72%) ツイッター 46.14(+0.13 +0.27%) ダウ採用銘柄 J&J 150.61(+1.72 +1.16%) P&G 142.47(+0.82 +0.58%) ダウ・インク 49.07(-0.31 -0.64%) ボーイング 167.77(-0.23 -0.14%) キャタピラー 157.71(+1.05 +0.68%) ハネウェル 173.59(-0.19 -0.11%) ビザ 204.92(+1.94 +0.96%) ナイキ 129.80(+0.09 +0.07%) ウォルグリーン 36.92(-0.16 -0.44%) 3M 168.52(+0.81 +0.48%) セールスフォース 263.84(+3.62 +1.39%) シェブロン 74.63(-0.59 -0.80%) コカコーラ 50.70(+0.24 +0.48%) ディズニー 123.63(+0.54 +0.44%) マクドナルド 225.74(-0.06 -0.03%) ウォルマート 142.44(+1.08 +0.77%) ホームデポ 284.57(+0.05 +0.02%) JPモルガン 100.60(-1.18 -1.18%) トラベラーズ 115.59(-0.03 -0.03%) ゴールドマン 207.37(-0.62 -0.30%) アメックス 105.68(-0.38 -0.37%) ユナイテッドヘルス 326.04(+3.63 +1.12%) IBM 129.03(-2.46 -1.98%) アップル 116.05(+1.08 +0.93%) ベライゾン 59.36(+0.17 +0.29%) マイクロソフト 213.47(+2.89 +1.38%) インテル 53.26(-0.11 -0.21%) アムジェン 237.50(-2.65 -1.03%) メルク 80.75(+0.27 +0.34%) シスコシステムズ 39.98(+0.19 +0.48%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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