ダウ平均は一時500ドル超急反発 米大統領選前に先週の反動が出ている印象=米国株前半

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式2日(NY時間11:33)
ダウ平均   26901.07(+399.47 +1.50%)
ナスダック   10957.79(+46.20 +0.41%)
CME日経平均先物 23390(大証終比:+110 +0.47%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。上げ幅は一時500ドル超まで上昇する場面もみられた。この日発表になったISM製造業景気指数は強い内容だったものの、特段の買い材料は出ていない。

 先週の下げからの反動が出ている印象。先週末で明日の米大統領選前のポジション調整が一服したためと思われる。米大統領選について市場は、同時実施される上院の議会選挙と伴に結果待ちの雰囲気だ。全米での世論調査ではバイデン候補が有利との調査が多いが、勝敗を分ける激戦州では支持が拮抗しており、市場も読めない状況のようだ。

 しかし、市場はどちらが勝利したとしても、追加経済対策の規模は大きくなると見ており、はっきりすることのほうが重要なようだ。むしろ、両候補が大統領選の結果を受け入れず、確定せずに政治空白ができるリスクのほうを心配しているようだ。

 米欧での感染状況は引き続き悪化しており、英政府が土曜日に11月5日から12月2日までの4週間、2度目の都市封鎖を開始すると発表している。景気の先行きへの不安感は根強い。

 ただ、意外に市場からは買いの好機との指摘も出ている。不確実性が再び強まり、景気下振れリスクが高まったとしても、各国中銀の緩和や政府の追加経済対策の強化で、株式市場は年末に向けて順調に推移するとの声も聞かれる。

アルファベット(C) 1654.79(+33.78 +2.08%)
フェイスブック 264.54(+1.43 +0.54%)
ネットフリックス 482.50(+6.76 +1.42%)
テスラ 395.55(+7.51 +1.94%)
アマゾン 2988.39(-47.76 -1.57%)
エヌビディア 505.08(+3.72 +0.74%)
ツイッター 39.75(-1.61 -3.89%)

ダウ採用銘柄
J&J 138.11(+1.00 +0.73%)
P&G 138.93(+1.83 +1.33%)
ダウ・インク 47.22(+1.73 +3.74%)
ボーイング 146.65(+2.26 +1.52%) 
キャタピラー  162.28(+5.23 +3.38%) 
ハネウェル  172.66(+7.71 +4.68%) 
ビザ 186.10(+4.39 +2.37%) 
ナイキ 122.08(+2.00 +1.63%)
ウォルグリーン 35.25(+1.24 +3.70%) 
3M 163.04(+3.08 +1.94%) 
セールスフォース  233.03(+0.76 +0.32%) 
シェブロン 71.86(+2.36 +3.43%) 
コカコーラ 48.79(+0.73 +1.51%) 
ディズニー 121.07(-0.18 -0.15%) 
マクドナルド 213.63(+0.63 +0.29%) 
ウォルマート 140.21(+1.46 +1.04%)
ホームデポ 271.71(+5.00 +1.85%)
JPモルガン 100.13(+2.09 +2.15%)
トラベラーズ  123.34(+2.63 +2.15%)
ゴールドマン  191.73(+2.69 +1.42%)
アメックス 93.64(+2.40 +2.64%) 
ユナイテッドヘルス 309.71(+4.57 +1.50%)
IBM 113.13(+1.47 +1.35%)
アップル  108.04(-0.82 -0.71%)
ベライゾン 57.98(+0.99 +1.74%)
マイクロソフト  202.24(-0.23 -0.11%)
インテル 44.56(+0.28 +0.62%)
アムジェン 218.38(+1.80 +0.82%)
メルク 76.13(+0.92 +1.21%)
シスコシステムズ 36.00(+0.10 +0.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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