株価指数先物【寄り前コメント】バイデン氏優位を織り込むもアルゴが発動しやすい需給状況

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 23410  +130 (+0.55%)
TOPIX先物 1612.0  +7.0 (+0.43%)
シカゴ先物 23830 +550
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 3日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックが上昇。米国市場は2日間でNYが1000ドル近い上昇となっており、大統領選通過後のアク抜けが意識されたことに加え、選挙終了後の追加経済対策交渉の再開への期待が高まっている。また、10月のISM製造業景況指数が2年ぶりの高水準だったことなども材料視されていた。バイデン氏勝利との思惑から大型テック株は利食い優勢となる一方で、金融などを見直す流れが目立っている。

 シカゴ先物清算値(12月限)は大阪比550円高の2万3830円だった。日経225先物はこれにサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、直近で上値を抑えられていた2万3700円レベルを一気に上放れてくることになりそうだ。オプション権利行使価格の2万3250円レベルから急速に2万3875円レベルまで権利行使価格が引き上がる展開から、ショートカバーがより強まる形になりそうだ。

 買い一巡後は大統領選の投票結果などの報道に影響を受けることになりそうだが、激戦区の動向次第ではバイデン氏優位を織り込んだポジションの反動も警戒されよう。報道などによってアルゴが発動しやすい需給状況であるため、荒い値動きになるだろう。バイデン氏優位の流れのなか、米国同様に金融株などへ物色が向かいやすくTOPIX優勢の展開からNT倍率は低下する可能性がある。ADR市場でのソフトバンクグループ <9984> の弱い値動きも警戒される。

 ただし、2万4000円へのキャッチアップが意識される場面ではコア銘柄優位であり、NTロングのスタンスは継続。そのため、NT倍率の25日移動平均線が位置する14.40辺りまで低下する場面においてはその後の上昇を見込んだNTロングのポジションを積み上げておきたいところであろう。

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