ETF売買動向=9日前引け、日興経済貢献、コスピブルが新高値

配信元:株探
著者:Kabutan
 9日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比6.2%減の1993億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同5.6%減の1779億円だった。

 個別ではNEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、上場インデックスファンド日経225(ミニ) <1578> 、サムスンKODEX200証券上場指数投資信託 <1313> 、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> 、iシェアーズ・コア 日経225 ETF <1329> など26銘柄が新高値。JPX日経400ベア上場投信(インバース) <1468> 、iシェアーズ米国債1-3年ETF <2620> 、NEXT 日経平均VI先物 <2035> 、ダイワTPXダブルインバース(-2倍)指数 <1368> 、ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数 <1457> など23銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が4.60%高、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が4.23%高、サムスンKODEXサムスングループ株証券 <1584> が4.17%高、NEXT インドブル <2046> が3.64%高、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> が3.59%高と大幅な上昇。

 一方、国際のETF VIX短期先物指数 <1552> は11.53%安、WisdomTree エネルギー指数上場投資信託 <1685> は5.77%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が473円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1069億円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1156億9900万円を下回った。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が307億2700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が154億700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が47億5000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が41億7100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が40億3700万円の売買代金となった。

株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。