−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (24/ 6) 2398.0 2412.0 2376.5 2388.4 - 19.4 (24/ 8) 2420.4 2434.2 2399.2 2410.5 - 19.5 銀 (24/ 5) 2819.5 2889.5 2814.5 2840.0 + 2.4 (23/ 7) 2846.5 2916.5 2842.0 2867.9 + 2.5 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 282,581 299,351 517,193 (+ 4,043) 銀 119,123 126,372 175,784 (- 821) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,753.31 - 45.66 前日 154.72/74 1.0618/20 ・ナスダック 15,683.37 - 181.88 本日 154.37/39 1.0673/75 ・10年米国債利回り 4.58 - 0.08 ・NY原油 (24/ 5) 82.69 - 2.67 ・SPDR保有金残高 830.18 + 1.73 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金は反落、銀は小反発。終値の前日比は金は19.7〜18.9ドル 安、中心限月の6月限が19.4ドル安、銀が2.4〜4.1セント高、中心限月の5 月限は2.4セント高。 金6月限は反落。時間外取引では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下 げ先送りを示唆したことを受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安を受け て下げ一服となった。日中取引では、地政学的リスクで押し目買いが入ったが、イスラ エルの次の動き待ちで利食い売りが出ると、軟調となった。 銀5月限は押し目買いが入ったが、金反落をきっかけに戻りを売られた。 ニューヨーク金6月限は反落。時間外取引では2389.0〜2410.6ドルのレ ンジで推移、前日比4.2ドル安の2403.6ドルとなった。6月限は安寄りしたの ち、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げ先送りを示唆したことを受けて 売り優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて下げ一服となった。 日中取引では、地政学的リスクで押し目買いが入り、2412.0ドルまで上昇し た。その後は、イスラエルの次の動き待ちで利食い売りが出た。時間外取引の安値を割 り込むと、テクニカル要因の売りが出て2376.5ドルまで下落した。 英消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回り、ドル安に振れた。イスラエルがイ ランに対応する権利があると表明し、地政学的リスクが意識されたことも支援要因にな った。ただサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)は、中東地域が「戦争の危険 とその悲惨な結末から」免れるよう、域内における最大限の「自制」を呼び掛けた。 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で2814.5〜2867.0セントのレンジ で推移し、前日比18.4セント高の2856.0セントとなった。5月限は安寄りし たのち、金軟調に上値を抑えられたが、押し目は買われた。欧州時間に入ると、ドル安 を受けて堅調となった。 日中取引では、金堅調につれ高となり、2889.5セントまで上昇した。その後 は、金反落をきっかけに利食い売りが出て2820.5セントまで下落した。 4月16日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比1万5475オンス増の 1758万6130オンス、銀は102万6398オンス増の2億9205万5309 オンス。 今日の材料 ・3月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.2%と、市場予想の3.1% を上回った。2月は3.4%。市場ではイングランド銀行(英中央銀行)の利下げが遅 れる可能性があるとの見方が浮上している。 ・3月のユーロ圏の消費者物価指数(CPI)確報値は前年比+2.4%と速報値から 変わらず。前月比も+0.8%と変わらずだった。 ・サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)は、中東地域が「戦争の危険とその悲 惨な結末から」免れるよう、域内における最大限の「自制」を呼び掛けた。 ・イスラエルのカッツ外相がキャメロン英外相およびドイツのベーアボック外相と会談 し、イスラエルにはイランに対応する権利があるとあらためて表明した。 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、友好国からの支援と助言に感謝しているが、イスラ エルは自ら決断し、自国を守るために必要なあらゆることを行うと述べた。 ・中国商務省は、中国の海運、物流、造船セクターを対象とした米国の調査開始に断固 反対すると表明し、自国の権利と国益を守るためにあらゆる措置を取ると警告した。 ・米大統領選の激戦地ペンシルベニア州で選挙活動を行っているバイデン大統領は、 「鉄の街」ピッツバーグで中国の金属製品に対する関税引き上げを訴える。政府当局者 が明らかにした。 ・欧州中央銀行(ECB)政策当局者の一連の発言から、6月の利下げ開始が引き続き 支持されているものの、その後の動きについては見解が割れていることが分かった。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は、ECB が2回の利下げを行ったとしても、金融政策は制約的な領域にとどまるとの認識を示し た。 ・国際通貨基金(IMF)のビトール・ガスパール財政局長は、中国は不動産危機を一 刻も早く解決する必要があると述べた。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米経済が2月下旬以降「わずかに拡大」 したほか、企業のコスト転嫁がさらに難しくなったと指摘した。 MINKABU PRESS
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