ポンドが堅調、トルコ財務相辞任表明でリラ円は強含み=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外為市場中盤、ポンドが堅調。ポンド円は136.28円付近まで、ポンドドルは1.3193ドル付近まで上昇している。英国と欧州連合(EU)による自由貿易協定(FTA)など将来の関係をめぐる交渉が9日から再開すると伝えられ、材料視されているようだ。英国のジョンソン首相は「大枠はすでに明確になっている」とし、合意へ意欲を示したとされる。
 
 トルコリラ円は12.40円前後まで強含みの展開。トルコの財務相が8日に辞任を表明し、その前日には中銀のウイサル総裁が解任されていた。市場では財務相や中銀総裁の手腕が疑問視されていたため、ポジティブと受け取められているもよう。

 カナダ円が朝方につけた本日安値79.09円付近からリバウンドを続けている。前週は原油価格が弱含んだが、週明けは買い戻しなどによって時間外取引で上昇しており、産油国通貨のカナダドルが選好されているようだ。

 日経平均株価は5日続伸。前引けでは前営業日比473.99円高の2万4799.22円となった。
 
 午前11時42分現在では、ドル円は1ドル=103.36円、ユーロドルは1ユーロ=1.1890ドル、ユーロ円は1ユーロ=122.90円、ポンド円は1ポンド=136.27円、豪ドル円は1豪ドル=75.27円、NZドル円は1NZドル=70.40円、スイス円は1スイスフラン=114.88円、カナダ円は1カナダドル=79.41円付近で推移している。
 
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