NY株式23日(NY時間12:18) ダウ平均 29441.63(+178.15 +0.61%) ナスダック 11843.91(-11.06 -0.09%) CME日経平均先物 25925(大証終比:+385 +1.50%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。アストラゼネカと英オックスフォード大のワクチン候補が平均70%、投与法によっては最大90%の有効性を示したとの中間報告を行った。ファイザー、独ビオンテックの95%よりは低い数値ではあるものの、市場はワクチン開発への期待をさらに高めているようだ。 クルーズや航空株など旅行レジャー関連が上昇しているが、これらのワクチンの配布により、来年は経済活動が再開され、移動の需要が回復するとの期待に結びついている模様。 今月のワクチンの中間報告は株価を急上昇させ、ダウ平均も3万ドルに一時迫るなど過去最高値を更新した。ただ、足元の感染拡大は続いており、米国の新規感染者数は金曜日に19万5500人超、7日平均では16万7600人超と過去最多を記録している。米公衆衛生当局は今週の感謝祭に更に悪化する可能性があると警告している。一部の州では限定的な外出禁止令も発動されており、今週から本格化するホリデーシーズンの消費への影響も懸念される。 感染拡大はしばらく続くとみられるが、市場の一部からは包括的歳出法案への期待から12月初めにかけて株価は上昇が期待できるとの声も聞かれる。現在の暫定予算の期限は12月11日だが、米議会は政府機関閉鎖回避のための1.4兆ドルの包括的歳出法案の合意に向け前進しているとも伝わっている。 エネルギーや銀行、産業株に買いが入っている。一方、IT・ハイテク株は売りに押されており、ナスダックは下げに転じた。 今週は感謝祭ウィークということもあり、全体的にはポジション調整が中心といった印象。 アルファベット(C) 1725.21(-16.98 -0.97%) フェイスブック 266.54(-3.17 -1.17%) ネットフリックス 480.75(-7.49 -1.53%) テスラ 517.41(+27.80 +5.68%) アマゾン 3084.16(-15.24 -0.49%) エヌビディア 523.83(+0.32 +0.06%) ツイッター 44.67(-0.01 -0.02%) ダウ採用銘柄 J&J 143.84(-1.51 -1.03%) P&G 138.26(-1.04 -0.75%) ダウ・インク 55.73(+1.00 +1.83%) ボーイング 208.50(+8.88 +4.45%) キャタピラー 174.09(+1.86 +1.08%) ハネウェル 204.92(+2.92 +1.45%) ビザ 207.04(+3.16 +1.55%) ナイキ 133.69(+0.71 +0.53%) ウォルグリーン 37.54(+0.03 +0.08%) 3M 174.11(+1.22 +0.71%) セールスフォース 256.69(-1.35 -0.52%) シェブロン 88.35(+2.56 +2.98%) コカコーラ 52.37(-0.31 -0.58%) ディズニー 143.06(+1.99 +1.41%) マクドナルド 215.44(+1.35 +0.63%) ウォルマート 149.68(-0.56 -0.37%) ホームデポ 271.10(+1.29 +0.48%) JPモルガン 116.85(+2.28 +1.99%) トラベラーズ 134.56(+0.01 +0.01%) ゴールドマン 229.59(+6.24 +2.79%) アメックス 115.09(+2.51 +2.23%) ユナイテッドヘルス 331.90(-2.81 -0.84%) IBM 119.20(+2.26 +1.93%) アップル 114.91(-2.43 -2.07%) ベライゾン 60.20(+0.16 +0.27%) マイクロソフト 209.06(-1.33 -0.63%) インテル 45.72(+0.33 +0.72%) アムジェン 221.75(-1.49 -0.67%) メルク 80.07(-0.38 -0.47%) シスコシステムズ 41.24(+0.27 +0.65%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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