大証3月限 日経225先物 26650 +170 (+0.64%) TOPIX先物 1775.5 +13.5 (+0.76%) 日経225先物(3月限)は前日比170円高の2万6650円で取引を終了。寄り付きは2万6610円とシカゴ先物清算値(2万6655円)を下回って始まったが、現物の寄り付き直後にはナイトセッションの高値2万6700円まで上昇。しかし、この水準を超えられず、その後は2万6600円を挟んだ狭いレンジ推移となった。前場半ばに2万6540円まで上げ幅を縮める場面があり、後場は若干レンジを切り下げて2万6560円から2万6590円辺りでの推移が続いたが、引けにかけて切り返し2万6650円で取引を終えた。 オプション権利行使価格の2万6625円を中心に、2万6500円と2万6750円の権利行使価格の狭いレンジでの推移となった。短期筋の売買が中心とみられ、上下に仕掛けてきたとしても権利行使価格2万6625円辺りに引き戻される形であった。グローベックスの米株先物は小動きで推移しているほか、24日の米国市場は短縮取引、25日は欧米の多くの市場が休場となることからナイトセッションでの売買は膨らみづらいだろう。 トランプ大統領が米議会で可決された追加経済対策法案の修正を求めたことから不透明感が浮上しているほか、大統領選挙で不正があったと改めて強調したと伝わっており、限られた市場参加者はポジションをニュートラル近づけているとみられる。関連する報道などから短期的に仕掛けてくる動きはあるだろうが、反対売買も早いと考えられるため、日経225先物は保ち合いレンジでの推移が続きそうである。また、景気敏感株への物色が目立ってはいたが、NT倍率は先物中心限月で15倍台でのこう着であり、方向感は出ていない。 手口面では、日経225先物はゴールドマンが970枚、みずほが500枚、SMBC日興が480枚程度の売り越しに対して、バークレイズが540枚、ソジェンが370枚、BofAが280枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はABNアムロが1340枚、三菱UFJが1170枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1240枚、JPモルガンが790枚、クレディスイスが630枚程度の買い越しだった。 株探ニュース
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