修正:反発、コロナ禍でも中国の原油輸入は拡大=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=53.57(+0.66 +1.25%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.66ドル高。その他の限月は0.07~0.61ドル高。

 世界最大の原油輸入国である中国の2020年の原油輸入量が前年比7.3%増と好調だったことが好感された。昨年はコロナショックで大規模な都市封鎖が行われたにも関わらず、中国の需要は引き続き拡大した。バイデン次期大統領がニューヨーク市場の引け後に発表する新たな米景気対策案が期待されていることも支援要因。複数の報道によると、1.9兆~2兆ドル規模になるもよう。

 時間外取引で2月限は上値が重く、通常取引の開始を控えて52.24ドルまで下落した。ただ、その後は押し目買いが優勢となり下げ幅を消し、引けにかけては53.73ドルまで上昇した。

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※本文第3段落を修正しました

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