アジア株は全面安、米株下落を嫌気 ハイテク関連に売りが集中 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は全面安、米株下落を嫌気 ハイテク関連に売りが集中 

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   29425.78(-648.39 -2.16%)
中国上海総合指数  3515.71(-69.34 -1.95%)
台湾加権指数     16055.48(-396.70 -2.41%)
韓国総合株価指数  3013.07(-86.62 -2.79%)
豪ASX200指数    6689.90(-144.13 -2.11%)

アジア株は全面安、米株大幅下落を嫌気して売り優勢で始まった。世界的に債券売りが強まっており、米国、イタリアやドイツ、オセアニアの金利が急上昇している。米10年債利回りはきのう、1年ぶりに1.60%台に乗せた。26日アジア時間でも米10年債利回りは一時1.55%にまで上昇した。米金利急上昇を警戒し、きのうのダウは500ドル超下落した。ダウは時間外でも一時170ドル近く下げた。
米金利上昇に加え、世界的な新型コロナ感染減少とワクチン接種の広がりを受け、今まで巣籠・テレワークの恩恵を受けていたハイテク関連に売りが集中し、25日のナスダック指数は3.5%安で取引を終えた。アジア株式市場もハイテク関連が大幅安に。香港市場ではシャオミが3.4%安、テンセントホールディングスが3.2%安。韓国市場ではSKハイニックスが4.1%安、サムスン電子が3.2%安、LGディスプレイが2.4%安。台湾市場ではTSMCが2.4%安、エイサーが1.8%安。

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