アジア株は全面安、米株下落を嫌気した売り続く 米金利動向を眺めながら右往左往する展開続く

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は全面安、米株下落を嫌気した売り続く 米金利動向を眺めながら右往左往する展開続く

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   29323.96(-750.21 -2.49%)
中国上海総合指数  3519.09(-65.95 -1.84%)
台湾加権指数     16036.99(-415.19 -2.52%)
韓国総合株価指数  2995.73(-103.96 -3.35%)
豪ASX200指数    6689.80(-144.23 -2.11%)
インドSENSEX30種  50131.45(-907.86 -1.78%)

アジア株は全面安、前日の米株大幅安を嫌気した売りが続いている。世界的に債券売りが強まっている。きのうの欧米市場ではイタリアやドイツ、米国の長期債利回りが急上昇した。米10年債利回りは約1年ぶりに1.60%台に乗せた。米金利上昇を警戒し、25日の米株価指数は大幅安となった。26日アジア時間でも米10年債利回りは一時1.55%台まで急上昇。これを受け、ダウ先物は170ドル近く下げた。その後、米10年債利回りは1.46%台を割り込むまでに低下し、ダウ先物はプラスに転じた。ただ、その後も米債券市場では不安定な動きが続いており、米金利動向を眺めながら右往左往する展開が続いている。
世界的な新型コロナ感染減少やワクチン接種の広がりを受け、今まで巣籠やテレワークで恩恵を受けてきたハイテク株に売りが集中したことで、きのうの米株式市場でナスダック指数は3.5%安と大幅下落した。アジア株式市場でもハイテクや通信サービス関連が大幅安に。

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