東京株式（寄り付き）＝続伸、欧米株高受け市場心理が改善

　２日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比２７６円高の２万９９３９円と続伸。

　前日の欧米株市場が揃って大きく上昇する展開となり、足もと東京市場でも投資家のセンチメントが改善している。米国株市場ではワクチン普及加速による経済活動正常化への期待が高まる一方、米長期金利の上昇が一服していることで買い戻しを誘発。ＮＹダウが６００ドルあまり上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も４００ポイント近い上昇で続伸した。外国為替市場で１ドル＝１０６円台後半へとドル高・円安が進んでいることも輸出セクター中心に買いを誘導する材料となりやすい。日経平均は前日に７００円弱水準を切り上げていたこともあって、その分上げ幅は限られそうだが、３万円大台回復も視野に入る状況にある。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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