アジア株 上海香港はマイナス圏に沈む 中国銀保監会主席「バブル崩壊の可能性を心配」 香港は追加印紙税の可能性を排除せず

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海香港はマイナス圏に沈む 中国銀保監会主席「バブル崩壊の可能性を心配」 香港は追加印紙税の可能性を排除せず

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   29201.85(-250.72 -0.85%)
中国上海総合指数  3516.29(-35.11 -0.99%)
台湾加権指数     16093.04(+139.24 +0.87%)
韓国総合株価指数  3038.33(+25.38 +0.84%)
豪ASX200指数    6771.90(-17.65 -0.26%)
インドSENSEX30種  50393.58(+543.74 +1.09%)

アジア株は高安まちまち。
上海と香港は下落、当局者の発言を受けマイナスに転じている。中国銀行保険監督管理委員会主席は、中国国内の不動産バブルや急速な外資の流入、世界の金融市場の上昇など多くのリスクについて懸念していると述べた。欧米で新型コロナの影響で経済が依然として苦戦している中、欧米の金融市場のバブルが崩壊する可能性を「非常に心配している」と語った。これらの発言が懸念され、株価はマイナスに転じた。また、香港財政官が香港株取引に課す追加印紙増税の可能性を排除しないと語ったことも嫌気されており、香港株もマイナス圏に沈んでいる。

休場明けの韓国と台湾株は上昇。休み中の米ナスダックの上げを好感して、ハイテクや通信サービス関連が上昇している。

豪州株は軟調。NY原油価格が1バレル=60ドル台を割り込んでいることを受け、素材やエネルギー関連が軒並み下落している。

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