アジア株は全面高、米株先物に連れ高する格好 3日にも米上院で経済対策案について審議との報道

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は全面高、米株先物に連れ高する格好 3日にも米上院で経済対策案について審議との報道

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   29628.20(+532.34 +1.83%)
中国上海総合指数  3555.28(+46.69 +1.33%)
台湾加権指数     16142.62(+195.74 +1.23%)
韓国総合株価指数  3063.76(+19.89 +0.65%)
豪ASX200指数    6814.90(+52.63 +0.78%)
インドSENSEX30種  50693.26(+396.37 +0.79%)

アジア株は全面高、米株先物の上昇を好感した買いが続いている。早ければ米国時間3日にも上院で1.9兆ドル規模の経済対策案について審議するとの報道が伝わっており、経済対策案の早期成立への期待感から米株価指数は時間外で上昇している。ダウ先物は14時時点で100ドル高に。

上海株は1.33%高、上げ幅を拡大。小幅続落して始まったが、その後すぐにプラス圏に転じた。5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)への期待が高まっているもよう。きょう発表された中国2月の財新サービス業PMIは51.5と昨年4月以来の低水準となったが、市場への影響は限定的だった。
一方で、当局者の発言は依然として懸念されている。きのう、中国銀行保険監督管理委員会主席は「国内の不動産バブルや急速な外資の流入、世界の金融市場の上昇など多くのリスクについて懸念している」と発言した。また「欧米の金融市場のバブルが崩壊する可能性を非常に心配している」とも語った。そのほか、中国で住宅ローン金利が上昇していることを受け、近く中国当局が金融引き締めに動くとの観測が浮上していることも懸念されている。

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