アジア株は全面安 上海株は1カ月ぶり安値、全人代開幕 2021年度GDP目標を6%超に設定もエコノミスト予想大きく下回る 東京時間11:13現在 香港ハンセン指数 28682.65(-554.14 -1.90%) 中国上海総合指数 3465.15(-38.73 -1.13%) 台湾加権指数 15839.18(-67.23 -0.42%) 韓国総合株価指数 2990.96(-52.53 -1.73%) 豪ASX200指数 6688.30(-72.41 -1.07%) アジア株は全面安、前日の米株安を嫌気して売り優勢で始まった。パウエルFRB議長が米債券市場について「秩序のない市場環境になれば問題視するだろう」と述べたものの、米金利急上昇に対する具体的な対応策には言及しなかったことを受け、きのうの米国市場で長期金利が大幅上昇し、株式は大幅安となった。ダウ平均は一時700ドル超下げ、ナスダックは2.1%安で取引を終えた。米10年債利回りは5日のアジア時間でも上昇、一時1.580%台に乗せた。金利上昇を懸念して米株先物は下落。ダウ先物は一時230ドル安となる場面もあった。 香港株は約1カ月ぶり安値、ほぼ全銘柄が下落している。瑞声科技や舜宇光学科技、シャオミなどハイテク関連の下げがきつい。 上海株も約1カ月ぶり安値をつけている。本日、第13期全国人民代表大会(全人代)が開幕した。中国政府活動報告によると、中国政府は2021年度GDP成長率目標を6%超に設定したと発表。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想の8.4%を大きく下回っている。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。