東京株式（寄り付き）＝売り買い交錯、ＮＹダウ最高値も反応限定的

　１１日の東京株式市場は売り買い交錯で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比２円安の２万９０３３円と小反落。

　前日の米国株市場でＮＹダウが大幅高で過去最高値を更新したが、東京市場での反応は限定的となっている。１兆９０００億ドル規模の米追加経済対策が米下院で可決し事実上成立したことから、米景気回復への期待感が一層強まった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅反落したものの景気敏感株を中心に買い意欲は強く、この流れを引き継ぎ東京市場でも外国人投資家の買いなどが株価を支えそうだ。ただ、日経平均の２万９０００円台前半は戻り売り圧力も強い。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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