東京株式(寄り付き)=買い優勢、米長期金利の上昇一服が追い風

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 23日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比207円高の2万9381円と反発。
  
 前日の米国株市場でNYダウが3日ぶりに反発に転じたことから、足もとの投資家心理が改善している。日経平均は前日までの2営業日合計で1000円以上水準を切り下げており、目先値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが入りやすい状況にあったが、米株高を手掛かりに広範囲に買いが先行している。米10年債利回りが1.7%台を下回るなど金利上昇懸念がひとまず後退した。これを背景にハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上昇率が相対的に大きかったことで、東京市場でもこの地合いが波及しそうだ。ただ、現状は自律反発の域を出ず、機関投資家の決算対策売りなどで買い一巡後は上げ足が鈍る可能性もある。

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