NY株式5日(NY時間10:58) ダウ平均 33521.83(+368.62 +1.12%) ナスダック 13643.99(+163.88 +1.24%) CME日経平均先物 30115(大証終比:+35 +0.12%) きょうのNY株式市場でダウ平均は最高値を更新している。IT・ハイテク株も買い戻しが強まっており、ナスダックも大幅に3日続伸。 先週金曜日はグッドフライデーで米株式市場は休場だったが、その間に発表になった3月の米雇用統計が予想以上に強い内容だったことで、リフレ取引への期待を高めている。非農業部門雇用者数(NFP)は2020年8月以来の91.6万人増加したほか、失業率も6%まで低下した。 また、この日発表の3月のISM非製造業景気指数は予想を大きく上回り、1997年の統計開始以来の高水準となった。新規受注が大きく上昇しており、雇用も上昇。感染拡大で落ち込んでいたサービス業が、封鎖措置解除や巨額の財政刺激策でセンチメントが改善し始めたことを示唆する内容となっている。 封鎖措置解除やワクチン展開の強化、そして、バイデン大統領の巨額な財政刺激策により、株式市場は力強い動きを続けており、IT・ハイテク株など成長株中心に買いが膨らんでいる。 一方、バイデン大統領が打ち出している2兆ドル規模のインフラ計画については、共和党の反対に直面しており、一部の共和党上院議員は、規模を6150億ドル程度に減らし、道路や空港などの物理的インフラに集中するよう主張している。1.9兆ドルの追加経済対策ほどはスムーズに通過できない可能性も指摘されているようだ。 原油相場が戻り売りに押されており、エネルギー株が下落しているほかは、銀行株や産業株、薬品株など全般的に買いが広がっている。 アルファベット(C) 2203.76(+66.01 +3.09%) フェイスブック 307.26(+8.60 +2.88%) ネットフリックス 535.13(-4.29 -0.80%) テスラ 693.55(+31.80 +4.81%) アマゾン 3203.22(+42.22 +1.34%) エヌビディア 551.62(-0.85 -0.15%) ツイッター 63.03(-0.80 -1.25%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 370.36(+3.29 +0.88%) メルク 77.58(+0.49 +0.64%) マクドナルド 228.41(+3.20 +1.43%) マイクロソフト 248.95(+6.60 +2.80%) ホームデポ 312.78(+5.03 +1.65%) ボーイング 259.13(+6.17 +2.42%) ベライゾン 58.91(+0.61 +1.05%) ビザ 219.52(+2.66 +1.26%) ハネウェル 219.63(+2.83 +1.30%) ナイキ 134.08(+1.55 +1.17%) トラベラーズ 151.28(+0.66 +0.44%) ディズニー 189.15(+0.18 +0.10%) ダウ・インク 64.92(+0.32 +0.50%) セールスフォース 219.97(+1.25 +0.59%) シスコシステムズ 52.63(+1.02 +1.97%) シェブロン 105.44(-0.31 -0.30%) コカ・コーラ 53.15(+0.64 +1.21%) ゴールドマン 326.20(-1.44 -0.44%) キャタピラー 234.67(+1.93 +0.83%) ウォルマート 139.23(+3.61 +2.66%) ウォルグリーン 56.31(+1.55 +2.82%) インテル 65.78(+1.23 +1.92%) アメックス 146.26(+1.69 +1.19%) アムジェン 250.42(+1.26 +0.51%) アップル 125.10(+2.10 +1.72%) P&G 136.46(+2.18 +1.61%) JPモルガン 153.48(+0.67 +0.44%) J&J 164.22(+1.39 +0.85%) IBM 134.85(+1.62 +1.22%) 3M 195.47(+2.77 +1.44%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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