ダウ平均は小幅続落 小売り企業の決算は好調=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式18日(NY時間12:07)
ダウ平均   34243.43(-84.36 -0.25%)
ナスダック   13431.25(+52.20 +0.39%)
CME日経平均先物 28280(大証終比:-180 -0.64%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅続落。取引開始前に発表になったウォルマートやホーム・デポなど小売り企業の決算が良好な内容だったことから、ダウ平均も上昇して始まったものの、買いが一巡すると戻り売りに押され、上値が重い展開が続いている。景気回復への期待は根強いものの、インフレ圧力の高まりによるFRBの金融引き締めに対する懸念も根強く株式市場は調整色を強めているようだ。

 ただ、FOMCメンバーからはそれを示唆する発言はなく、むしろ、その市場の期待をけん制する動きに終始している。前日もカプラン・ダラス連銀総裁は「2022年にインフレ圧力は緩和される」と述べていたほか、ボスティック・アトランタ連銀総裁は「政策転換を検討する時期ではない」と述べていた。

 明日は4月開催分のFOMC議事録が発表されるが、FRBの慎重姿勢を裏付ける内容になるのか注目される。

 エネルギーや銀行株が下落しているほか、通信株も売りに押されている。小売株も堅調。一方、IT・ハイテク株には買い戻しもみられ、ナスダックは反発。

アルファベット(C) 2323.12(+1.71 +0.07%)
フェイスブック 314.00(-1.46 -0.46%)
ネットフリックス 490.15(+1.21 +0.25%)
テスラ 584.52(+7.69 +1.33%)
アマゾン 3282.05(+11.66 +0.36%)
エヌビディア 568.54(+1.92 +0.34%)
ツイッター 53.45(+0.85 +1.62%)

ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 409.07(+0.44 +0.11%)
メルク 79.56(-0.31 -0.40%)
マクドナルド 232.87(+1.19 +0.51%) 
マイクロソフト  245.37(+0.19 +0.08%)
ホームデポ 318.45(-1.56 -0.48%)
ボーイング 230.14(+2.16 +0.95%) 
ベライゾン 57.28(-0.66 -1.12%)
ビザ 228.90(+2.46 +1.08%) 
ハネウェル  222.92(-3.63 -1.60%) 
ナイキ 136.89(+0.48 +0.35%)
トラベラーズ  157.37(-2.88 -1.79%)
ディズニー 169.78(-0.30 -0.17%) 
ダウ・インク 69.72(-1.19 -1.70%)
セールスフォース  216.35(+1.29 +0.59%) 
シスコシステムズ 53.07(+0.13 +0.24%)
シェブロン 106.45(-3.02 -2.76%) 
コカ・コーラ 54.40(-0.24 -0.44%) 
ゴールドマン  366.72(-2.53 -0.69%)
キャタピラー  241.70(-3.09 -1.28%) 
ウォルマート 142.43(+3.54 +2.54%)
ウォルグリーン 55.47(+0.15 +0.27%) 
インテル 55.40(+0.07 +0.13%)
アメックス 156.67(-0.19 -0.12%) 
アムジェン 251.89(-0.43 -0.17%)
アップル  126.45(+0.18 +0.14%)
P&G 136.95(-0.78 -0.57%)
JPモルガン 164.25(-0.42 -0.26%)
J&J 170.78(+0.39 +0.23%)
IBM 144.00(-1.11 -0.77%)
3M 203.40(-1.71 -0.84%) 

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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