NY株式3日(NY時間12:14) ダウ平均 34639.10(+38.72 +0.11%) ナスダック 13644.70(-111.63 -0.81%) CME日経平均先物 29005(大証終比:-65 -0.22%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に6日続伸。序盤は売りが先行し、ダウ平均も反落して始まった。この日発表のADP雇用統計や米新規失業保険申請件数が良好な内容で、雇用回復を示す内容となった。また、ISM非製造業景気指数も雇用指数は低下していたものの、全体的には予想を上回り、サービス業のセンチメント回復を示している。 特に明日の米雇用統計の発表を控える中で、雇用関連の指標は心強かったようだ。ただ、株式市場はFRBが慎重姿勢を転換させ、早期出口戦略に舵を切るのではとの警戒感から、IT・ハイテク株を中心に売りが優勢となっている。明日の米雇用統計の内容次第では、今月のFOMCで早期出口戦略に向けたヒントが示されるのではとの見方も出ている。 ダウ平均は一時265ドル安まで下げ幅を拡大したものの、売り一巡後は買い戻しも入り、プラスに転じている。バイデン大統領が法人税の28%引き上げを見送り、会計上の利益に最低15%を課税する仕組みを支持する可能性があるとの観測報道が伝わったことが買い戻しを誘発したようだ。 きょうはGM、フォードといった自動車株が商いを伴って上昇。GMがピックアップトラック2車種の生産を引き上げる予定だと発表したことが買い手掛かりとなっている。 一方、前日100%近く急騰したAMCが大幅反落。最大1155万株の増資計画を発表。先週も850万株の増資を実施し、2億3050万ドルを調達したばかり。増資は今年で4度目となる。今回の増資は、幹事証券が任意に市場で直接売却するアット・ザ・マーケット方式で実施される。 AMC 49.04GM 63.05(+3.40 +5.69%) GM 63.10(+3.45 +5.78%) フォード 15.80(+0.89 +5.94%) アルファベット(C) 2394.92(-26.36 -1.09%) フェイスブック 325.39(-3.76 -1.14%) ネットフリックス 489.18(-10.06 -2.02%) テスラ 599.01(-6.11 -1.01%) アマゾン 3199.12(-34.87 -1.08%) エヌビディア 682.92(+11.79 +1.76%) ツイッター 57.77(+0.61 +1.07%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 408.02(+2.17 +0.53%) メルク 73.26(+0.92 +1.27%) マクドナルド 231.62(-2.16 -0.92%) マイクロソフト 245.52(-1.78 -0.72%) ホームデポ 312.49(-0.74 -0.24%) ボーイング 253.77(-1.85 -0.72%) ベライゾン 57.10(+0.45 +0.79%) ビザ 229.67(+0.01 +0.00%) ハネウェル 231.25(+0.53 +0.23%) ナイキ 134.17(0.00 0.00%) トラベラーズ 162.06(+1.86 +1.16%) ディズニー 176.25(-0.75 -0.42%) ダウ・インク 70.23(+1.28 +1.85%) セールスフォース 231.71(-2.91 -1.24%) シスコシステムズ 53.33(+0.37 +0.70%) シェブロン 107.75(-0.33 -0.31%) コカ・コーラ 55.55(+0.05 +0.09%) ゴールドマン 387.99(+4.55 +1.19%) キャタピラー 245.79(+2.33 +0.96%) ウォルマート 141.44(+0.09 +0.06%) ウォルグリーン 54.26(+0.40 +0.74%) インテル 56.46(-1.02 -1.77%) アメックス 164.83(+0.71 +0.43%) アムジェン 235.39(+0.28 +0.12%) アップル 123.69(-1.37 -1.10%) P&G 135.32(+1.86 +1.39%) JPモルガン 167.20(+1.14 +0.69%) J&J 166.24(+0.04 +0.02%) IBM 145.20(-0.52 -0.36%) 3M 204.15(+0.86 +0.42%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。