反発、米雇用統計発表後のドル安から=NY金概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
 1オンス=1892.00(+18.70 +1.00%)

金8月限は反発。時間外取引では、アジア時間の午前中に2ケタ続落となったが、午後に入り下値を切り上げた。欧州時間ではドルの上値の重さから持ち直し、小高くなった。日中取引では、5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数が前月比55万9,000人増となったが、事前予想の平均値67万5,000人増を下回ったことで出口戦略(テーパリング)観測が後退し、米長期金利低下、ドル安となったことで地合いを引き締め、買い優勢となった。前半で上げ一服となり、伸び悩んだが、1,890ドル台を維持して引けた。

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