NY株式17日(NY時間10:59) ダウ平均 33855.43(-178.24 -0.52%) ナスダック 14122.88(+83.20 +0.59%) CME日経平均先物 29120(大証終比:+120 +0.41%) きょうのNY株式市場でダウ平均は4日続落。前日のFOMCが若干タカ派の方へシフトしたことで、株式市場は売りが強まっていたが、きょうもその流れが続いている。ただ、前日急上昇した米国債利回りが下げていることから、IT・ハイテク株には買いが入っている。 前日のFOMCはややタカ派よりのサプライズとなった。2023年に2回の利上げを見込み、市場が注目していた資産購入ペース縮小についても議論開始を示唆している。ただ、2回の利上げは別にして、資産購入ペース縮小の議論開始については予想範囲内だったようにも思われる。むしろ、パウエルFRB議長は「ドット・プロットは割り引いて見るべき」「インフレ上昇は一時的」「会合で議論することを議論」などと、慎重姿勢は引き続き強調していた印象もある。また、前日の市場の動きはやや行き過ぎとの見方もあるようだ。 市場では9月に資産購入ペース縮小の議論開始、来年序盤に購入ペース縮小を開始するとのシナリオも出ているようだ。 エネルギーや銀行、産業株が下落している一方、IT・ハイテクへの買いが相場をサポートしている。 きょうもフリーポートなど鉱物資源株が引き続き下落。先物市場で銅先物が続落していることや、前日のFOMCでFRBの出口戦略への期待が強まったことを嫌気。また、中国がインフレ懸念を緩和させるために、コモディティ価格の上昇を厳重に監視していることも圧迫している模様。 アルファベット(C) 2524.87(+10.94 +0.44%) フェイスブック 333.97(+2.89 +0.87%) ネットフリックス 496.14(+3.73 +0.76%) テスラ 611.69(+6.82 +1.13%) アマゾン 3425.94(+10.69 +0.31%) エヌビディア 743.76(+31.35 +4.40%) ツイッター 60.79(+0.86 +1.44%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 396.49(-0.76 -0.19%) メルク 76.16(-0.45 -0.59%) マクドナルド 235.22(-0.36 -0.15%) マイクロソフト 258.28(+0.90 +0.35%) ホームデポ 301.06(-1.72 -0.57%) ボーイング 240.83(-1.44 -0.59%) ベライゾン 56.78(+0.14 +0.25%) ビザ 230.32(+0.72 +0.31%) ハネウェル 217.11(-1.89 -0.86%) ナイキ 128.56(-1.84 -1.41%) トラベラーズ 150.90(-1.89 -1.24%) ディズニー 175.45(+0.79 +0.45%) ダウ・インク 63.50(-2.09 -3.19%) セールスフォース 245.78(+3.39 +1.40%) シスコシステムズ 53.30(-0.18 -0.33%) シェブロン 108.11(-1.56 -1.42%) コカ・コーラ 55.05(+0.38 +0.70%) ゴールドマン 364.43(-6.58 -1.77%) キャタピラー 210.67(-6.49 -2.99%) ウォルマート 137.86(+0.71 +0.52%) ウォルグリーン 52.80(-0.49 -0.92%) インテル 57.53(+0.31 +0.54%) アメックス 163.04(-1.64 -1.00%) アムジェン 240.58(+0.88 +0.37%) アップル 131.44(+1.29 +0.99%) P&G 133.03(+0.25 +0.19%) JPモルガン 153.53(-2.74 -1.75%) J&J 163.97(-0.46 -0.28%) IBM 146.25(-1.58 -1.07%) 3M 194.12(-2.79 -1.42%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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