家電販売のべストバイ<BBY>が取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。コンピュータや携帯は予想ほどの伸びを示さなかったものの、エンターテインメントや家電販売が好調だった。 ガイダンスも公表しており、通期の既存店売上高を上方修正したほか、予想も上回った。小型の電子機器や情報機器およびサービスへの旺盛な需要が続いている。同社は以前、人々が活動や旅行などにより多くの時間を費やすにつれて、年後半の消費者の行動がどう変化するかを推察するのは難しいと述べていたが、今回は、通期の既存店売上高の見通しを上方修正している。 同社のバリーCEOは、「2019年と比較しても成長は力強く、売上高は24%増、営業利益は2倍以上になっている。粗利益率も以前の予測よりも僅かだが上昇するはずだ」と述べた。 (5-7月・第2四半期) ・既存店売上高:19.6%(予想:18.4%) 米国:20.8%(予想:18.5%) エンタメ:36.4%(予想:22.8%) 電気器具:31.1%(予想:25.5%) コンピューター・携帯:11.4%(予想:12.2%) 家電:27.4%(予想:17.5%) オンライン事業:-28.1% 海外:5%(予想:11.7%) ・1株利益(調整後):2.98ドル(予想:1.87ドル) ・売上高:118.5億ドル(予想:115.5億ドル) 米国:110.1億ドル(予想:106.7億ドル) 海外:8.38億ドル(予想:8.31億ドル) (8-10月・第3四半期見通し) ・既存店売上高:-1~-3% ・売上高:114~116億ドル(予想:105億ドル) (通期見通し) ・既存店売上高:9~11%(従来:3~6%)(予想:6.74%) ・売上高:510~520億ドル(予想:494億ドル) (NY時間10:22) ベストバイ<BBY> 118.26(+6.10 +5.44%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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