【新興国通貨】ドル人民元はやや元高。住宅ローン制限緩和など好感か~中国人民元

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【新興国通貨】ドル人民元はやや元高推移~中国人民元

 水曜日に米債利回り低下などを背景に大きく下げたドル人民元。13日海外市場で6.4271前後を付けた後、6.43台に戻して昨日の取引をスタート、6.44前後までさらに上昇とドル高人民元安が進む流れが見られた。
 一昨日に6.45台から6.42台後半まで大きく落としており、昨日は目立った材料がない中で調整の動きが広がった形。

 本日午前はややドル安元高でスタート。米債利回りの低下が進んだことなどがドル売り元買いを誘った。中国人民銀行の対ドル基準値は前日終値とそれほど大きな乖離なし。

 中国当局が住宅ローン制限を年内緩和する方針と関係者す情報として報じられており、元買いに。中国でのバブル崩壊懸念は恒大集団の問題にもつながり、中国経済の警戒材料となっている。

 対円では円安の動きと元高の動き両面から上昇。昨日海外市場の17.65前後から17.70超えの動きとなっている。

CNYJJPY 17.707

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