NY株式9日(NY時間12:13) ダウ平均 36223.91(-208.31 -0.57%) ナスダック 15887.90(-94.46 -0.59%) CME日経平均先物 29245(大証終比:-55 -0.19%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。決算やFOMCなど主要なイベントを通過して、市場は全体的にポジションの巻き戻しの動きが見られている。最高値更新を続けてきた株式市場もポジション調整の動きが出ている印象。 インフレやサプライチェーン問題、景気の先行きなど不安は多いものの、予想外に好調な決算やウイルス薬の前向きなニュース、旅行措置緩和などが株式市場を支えてきた。しかし、ここに来て、その動きも一服感が出ているようだ。 この日は10月の米生産者物価指数(PPI)が発表になっていたが、ほぼ予想通りの内容となったものの、伸びは前月から加速し、インフレへの懸念が示されている。輸送の制約や原材料不足、人材不足が経済全般での物価急騰につながったことを浮き彫りにしている。サプライチェーン問題が来年も続くと予想される中、生産者レベルでの持続的な価格上昇は、この先の消費者物価指数(CPI)への影響を予兆。 個別にGEが取引開始前に、航空、ヘルスケア、エネルギーの成長分野に焦点を当てた3つのグローバル上場企業を設立する予定だと発表した。この発表を受けてGE株は買いが強まっている。 エネルギーや自動車が下落しているほか、米国債利回りの下げが続いており、銀行や消費者金融株の下げが目立っている。一方、IT・ハイテクも戻り売りが優勢となっており、特にテスラ<TSLA>がきょうも下げ幅を拡大。ナスダックもマイナス圏での推移となっている。 GE<GE> 112.66(+4.24 +3.91%) アルファベット(C)<GOOG> 2979.14(-7.89 -0.26%) メタ・プラットフォームズ<FB> 336.17(-2.45 -0.72%) ネットフリックス<NFLX> 654.45(+3.00 +0.46%) テスラ<TSLA> 1045.00(-117.94 -10.14%) アマゾン<AMZN> 3559.91(+70.93 +2.03%) エヌビディア<NVDA> 309.97(+1.93 +0.63%) AMD<AMD> 148.23(-1.94 -1.29%) ツイッター<TWTR> 53.33(-0.75 -1.39%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス<UNH> 461.64(-0.98 -0.21%) メルク<MRK> 82.19(-0.49 -0.59%) マクドナルド<MCD> 250.99(-2.11 -0.83%) マイクロソフト<MSFT> 336.71(-0.28 -0.08%) ホームデポ<HD> 369.80(+1.21 +0.33%) ボーイング<BA> 218.66(-4.03 -1.81%) ベライゾン<VZ> 52.16(-0.17 -0.32%) ビザ<V> 214.26(-6.24 -2.83%) ハネウェル<HON> 227.31(+1.58 +0.70%) ナイキ<NKE> 172.54(+0.69 +0.40%) トラベラーズ<TRV> 157.97(-0.73 -0.46%) ディズニー<DIS> 174.69(-2.18 -1.23%) ダウ・インク<DOW> 58.78(+0.21 +0.36%) セールスフォース<CRM> 308.43(-1.53 -0.49%) シスコシステムズ<CSCO> 57.60(+0.60 +1.04%) シェブロン<CVX> 114.75(-0.41 -0.35%) コカ・コーラ<KO> 56.34(+0.01 +0.02%) ゴールドマン<GS> 402.13(-6.21 -1.52%) キャタピラー<CAT> 209.64(-4.61 -2.15%) ウォルマート<WMT> 149.25(-0.02 -0.01%) ウォルグリーン<WBA> 49.28(-0.62 -1.23%) インテル<INTC> 51.17(-0.38 -0.74%) アメックス<AXP> 179.97(-0.08 -0.04%) アムジェン<AMGN> 212.08(+0.71 +0.33%) アップル<AAPL> 150.71(+0.27 +0.18%) P&G<PG> 145.37(+0.42 +0.29%) JPモルガン<JPM> 167.07(-1.99 -1.18%) J&J<JNJ> 162.64(-0.23 -0.14%) IBM<IBM> 120.48(-2.42 -1.94%) 3M<MMM> 181.47(-0.07 -0.04%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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