アジア株は全面安 香港株は急落、7週間ぶり安値 南アの新たな変異株が香港でも検出、うち1人は空気感染か 東京時間11:00現在 香港ハンセン指数 24338.64(-401.52 -1.62%) 中国上海総合指数 3567.92(-16.26 -0.45%) 台湾加権指数 17474.18(-180.01 -1.02%) 韓国総合株価指数 2963.31(-16.96 -0.57%) 豪ASX200指数 7319.10(-88.19 -1.19%) アジア株は全面安。南アフリカで新型コロナの新たな変異株が見つかったとの報道を受け、感染拡大に対する不安感が強まっている。 香港株は急落、約7週間ぶり安値をつけている。全銘柄が下落しており、特にサンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなど旅行などの消費者サービス関連の下げがきつい。南アフリカで新型コロナの新たな変異株「B.1.1.529」が確認されたが、香港に到着した旅行者2名から「B.1.1.529」が検出されたと香港政府が明らかにした。1人は空気感染した可能性があるとされており、香港での感染拡大が不安視されている。 韓国株は0.57%安。国内の感染再拡大を受け、人々が旅行などの移動を控えるとの見方からアシアナ航空など航空や旅行関連が総じて下落している。韓国では25日、新たに3901人の感染者が確認された、前日からやや減少したものの、依然として高水準となっている。一方で、重症者は617人と連日で過去最多を更新している。 豪州株は1.19%安、NY原油安を受け、素材やエネルギー関連が軒並み下落している。欧州での感染急拡大に伴う行動制限や、南アでの新たな変異株確認を受け、NY原油価格は時間外で1.9%安、1バレル=77ドル台を割り込んでいる。 きょう発表された豪州10月の小売売上高は+4.9%と前月の+1.3%から大幅に増加し、市場予想の+2.2%をも上回る好結果となった。各地でロックダウンが解除されたことから、10月の売上高は大幅に回復、昨年11月以来の水準にまで上昇した。
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