反発、オミクロン株に対する警戒感は膨らまず=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=71.12(+2.51 +3.66%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.46~2.51ドル高。その他の限月は0.93~2.41ドル高。

 週明けにかけて急落した反動で買い戻しが優勢となった。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が懸念されている一方で、弱毒性であるとみられていることから各国政府が都市封鎖に踏み切るとは想定されておらず、警戒感は膨らんでいない。欧州の天然ガス相場が再び騰勢を強めていることも支援要因。指標であるオランダのTTF先物は過去最高値を更新した。

 時間外取引から2月限は堅調。通常取引開始後は71.50ドルまで一段高となった。


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