ETF売買動向=21日前引け、野村金連動、純金信託が新高値

配信元:株探
著者:Kabutan
 21日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比17.2%増の2515億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同12.8%増の2123億円だった。

 個別では純金上場信託(現物国内保管型) <1540> 、NEXT 金価格連動型 <1328> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、WisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> 、WisdomTree 金上場投資信託 <1672> など7銘柄が新高値。NEXT 東証マザーズETN <2042> 、グローバルX フィンテック-日本株式ETF <2836> 、スマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、NEXT 機械 <1624> 、グローバルX ロボティクス&AI-日本株式ETF <2638> など11銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3.81%高と大幅な上昇。

 一方、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> は4.57%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は4.00%安、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.85%安、NEXT 日経300株価上場投信 <1319> は3.81%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が196円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1244億9900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金753億500万円を大きく上回る活況となった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が233億8900万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が150億200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が141億400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が112億6200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が107億1700万円の売買代金となった。

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