ロシア侵攻で続伸も、100ドル超の水準から一時マイナス圏へ=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=92.81(+0.71 +0.77%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.25~0.71ドル高。その他の限月は1.54~0.24ドル安。
 
 ロシアがウクライナ全域を対象として軍事侵攻を開始し、ロシアからのエネルギー供給が混乱する可能性が高まったことから、一気に買いが強まった。ただ、ロシアの軍事侵攻でコロナ後の景気回復が腰折れするリスクが高まり、需要見通しが悪化したことから高値を維持できなかった。

 時間外取引で4月限は1バレル=100.54ドルまで上昇し、2014年7月以来の高値を更新した。ただ、通常取引開始後は売りに押されて一時上げを解消し、91.45ドルまでマイナス転換したが、プラス圏へ戻して引けた。

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