アジア株 総じて上昇、香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数   20627.71(-138.16 -0.67%)
中国上海総合指数  3256.39(-37.14 -1.13%)
台湾加権指数     17015.36(+190.11 +1.13%)
韓国総合株価指数  2622.40(休場)
豪ASX200指数    7053.03(+72.71 +1.04%)
インドSENSEX30種  54707.76(+1283.67 +2.40%)

 9日のアジア株は総じて上昇。米国がロシア産原油の輸入を禁止する措置などを発表したことで原油価格が一段と上昇、景気への悪影響が警戒されたことなどから前日の米国株は続落した。ウクライナ情勢への警戒感は根強いものの、アジア株はこのところの下げも反動もあって押し目買いの動きが広がった。米国株価指数先物が時間外取引で上昇していることも支援材料となった。韓国市場は休場。
   
 香港株は続落。一時3%超の大幅安となった。ノルウェーの政府系ファンドがスポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)株の売却方針を発表したことで売りに押された。売り一巡後は下げ渋りを見せた。
   
 上海総合指数は続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、化学繊維メーカーの恒力石化が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。ソフトウェア会社のブロック、データセンターのネクストディーシー、通信会社のテルストラ・コーポレーション、メディア会社ナイン・エンターテインメント、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われた。

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