続伸、需給ひっ迫見通しで買い戻しが続く=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=104.70(+1.72 +1.67%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.44~1.72ドル高。その他の限月は0.11ドル安~1.27ドル高。
 
 ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁で、ロシアからの供給量が大幅に減少していることが相場を押し上げた。ウクライナ危機前からの供給不足が強まっているとみられている。ウクライナとロシアの停戦期待は圧迫要因だが、協議が合意に至るとしてもプーチン政権が崩壊しない限り、対ロシア制裁は続く見通し。

 時間外取引で4月限は一時106.28ドルまで上昇。上げが一服すると通常取引開始を控えて失速し、102.30ドルまでマイナス転換した。ただ、その後は再び買いが優勢となり、プラス圏へ戻して引けた。

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