東京株式（寄り付き）＝下落、ＮＹダウ安を受け売り先行

　１０日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比２５０円安の２万７９９６円と下落して始まった。

　前日の米株式市場は、ＮＹダウが６３８ドル安と大幅続落。欧州中央銀行（ＥＣＢ）は７月に量的緩和政策を終えることを決定し、同月中に政策金利の０．２５％の利上げを行う見通しを示した。これを受け、米長期金利が上昇しハイテク株などが売られた。この流れのなか、この日の東京市場も軟調にスタートした。為替は１ドル＝１３４円３０銭近辺へ円安が進んでいる。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、５業種が高く２８業種が安い。値上がりは海運、保険、不動産などで、値下がり上位に医薬品、鉄鋼、その他金融、非鉄、輸送用機器など。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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