株価指数先物【昼のコメント】 リスク回避的にもNTショートが断続的に入りやすい

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比330円安の2万6320円(-1.23%)前後で推移。寄り付きは2万6630円とシカゴ日経平均先物(2万6585円)を上回り、小反落で始まった。寄り付き直後には一時2万6680円まで買われプラスに転じる場面もあったが、欧米や中国などの景気減速が警戒されてリスク回避の動きが強まり、前場半ばには一気に2万6300円水準まで下げ幅を広げた。前引けにかけて2万6290円まで売られた後は、2万6300円水準で推移している。

 グローベックスの米株先物でNYダウの下落幅が100ドルを超えており、センチメントを冷ます格好となった。中国のロックダウンによる景気減速を警戒する動きのようだが、上海指数の下落率は0.2%ほどでとどまる一方、日経225先物の下落率は1.2%を超えている。ランチタイムでも日中の安値圏で推移しており、後場開始後にはショートを仕掛けてくる動きが意識されそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.96倍と14.00倍を下回って推移。小幅なレンジでの推移ではあるが、リスク回避的にもNTショートが断続的に入りやすいだろう。

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