スナップが決算受け時間外で25%大幅安=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 スナップチャットを運営するスナップ<SNAP>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想外の黒字となったものの、売上高は予想に僅かに届かなかった。広告費の減少が引き続き業績の足を引っ張っており、過去最も遅い売上高の伸びを報告した。

 同社はこの四半期、事業縮小と再集中を行い、8月には従業員の20%を削減。ユーザーや収益の増加、または同社の拡張現実(AR)への取り組みに寄与しないプロジェクトを切り捨てると発表した。

 同社は「収益の伸びはプラットフォーム政策の変更、マクロ経済の逆風、競争激化など、昨年を通して指摘してきた多くの要因によって影響を受け続けている」と述べている。

 株価は時間外で25%の大幅安。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.08ドル(予想:-0.02ドル)
・売上高:11.3億ドル(予想:11.4億ドル)
  北米:8.12億ドル(予想:8.21億ドル)
  欧州:1.61億ドル(予想:1.64億ドル)
・EBITDA(調整後):7260万ドル(予想:2400万ドル)
・FCF:0.18億ドル(予想:-1.05億ドル)
・1日アクティブユーザー数(DAU):3.63億人(予想:3.60億人)
・契約者1人当たり平均収入(ARPU):3.11ドル(予想:3.19ドル)

(NY時間17:00)時間外
スナップ<SNAP> 8.03(-2.76 -25.58%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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