アジア株 香港株は反発して始まるもすぐにマイナス圏に転落、上海株は0.4%高、コロナ規制緩和期待 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 16219.76(-60.46 -0.37%) 中国上海総合指数 3047.67(+12.62 +0.42%) 台湾加権指数 12892.97(-53.13 -0.41%) 韓国総合株価指数 2209.20(-8.89 -0.40%) 豪ASX200指数 6690.10(-40.63 -0.60%) アジア株は上海を除いて下落、前日の米株安を嫌気して売り優勢で始まった。ただ、週末を前に積極的な売買は手控えられており、揉み合いとなっている。 香港株は0.37%安。前日に約11年ぶり安値をつけたことから値ごろ感による買い戻し優勢で始まったが、すぐにマイナス圏に沈んだ。中国の景気減速に加え、香港行政長官の期待外れな政策を嫌気した売りが続いている。米中関係悪化も懸念されている。バイデン米政権は対中国輸出規制を拡大する方針だとの報道が伝わっている。AIや量子コンピューティングなどが新たな対象になるもよう。 上海株は上昇。中国当局は入国者のコロナ隔離期間の短縮を検討しているもようで、他のコロナ規制も順に緩和されるのではないかとの期待感が広まっている。ただ、ゼロコロナ政策は来年まで続く見通しとなっており、本格的な景気回復には時間がかかる。不動産や資本財、消費者サービス関連が上昇している。一方、きのう大幅上昇した空港株は総じて下落、利益確定売りに押されている。上海吉祥航空は1.6%安、中国国際航空は0.9%安、春秋航空は0.8%安。
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