22日の東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反発。前日までの大幅な下落で値頃感も台頭するなか下値を拾う動きが強まった。 大引けの日経平均株価は前日比120円15銭高の2万6507円87銭。プライム市場の売買高概算は11億5083万株。売買代金概算は2兆5626億円となった。値上がり銘柄数は1431と全体の約78%、値下がり銘柄数は337、変わらずは70銘柄だった。 前日の米株式市場は、NYダウが526ドル高と大幅続伸。ナイキ<NKE>の決算などが好感され米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も買いが優勢となった。前日まで日経平均株価は5日続落し、この間に1700円強下落していた。このため、値頃感から自律反発狙いの買いが流入した。日経平均株価は朝方に一時200円近く上昇したが、2万6500円を超えた水準では売りに押される動きもあった。ハイテク株や自動車株などに買いが入ったほか、不動産、海運、銀行などが堅調だった。 個別銘柄では、ソニーグループ<6758>や村田製作所<6981>、任天堂<7974>が高く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が堅調。引き続き三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が買われた。三井不動産<8801>や三菱地所<8802>にも見直し買いが流入した。 半面、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株は軟調。ソフトバンクグループ<9984>や日本電産<6594>が値を下げ、サイボウズ<4776>やメルカリ<4385>が売られた。 出所:MINKABU PRESS
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